しばらく新しい記事の更新が滞ってしまいすみません。南中祭が終わってからの1週間は,体験入学や入試説明会があり,4日間で計7校に関わる会がありました。いよいよ入試に向かっていかなければならない期間のスタートという感じが強くしています。
学校説明会や入試説明会で高校の先生が話していた「こんな生徒に来てほしい」「こんなことに力を入れている」ということをいくつか紹介します。
① 基本的な生活習慣がきちんとしていることが大切であること
高校でも毎朝の登校指導を行うなど,服装・身だしなみ,遅刻等の生活指導に力を入れている学校が多くありました。服装や携帯電話等についてのルールがしっかり守られるように指導しているとのこと。中学生にもまずは基本的な生活習慣をきちんとしてほしいと願っているそうです。遅刻・欠課については進級に差し支えることもあります。欠課が多いことは就職には大変不利になるのだそうです。
② 目的・目標をもつこと
何となく選んだ学校では,入試に向けてもそして入学後も努力し続けることができないので,何をしたいのか,なぜその学校を選んだのかということをしっかり考えてほしいとのことでした。
③ 卒業後の進路(進学・就職)を考えて進学する学校や科を選ぶこと
その学校によって進学と就職の割合や進学先・進路先がちがいます。また,進学や就職に向けての学校自体のシステムが異なります。将来のことを考えて選ぶことが大切だと感じました。今回の説明会ではこの点について詳しく話しがあった学校が多くありました。
たとえば,工業高校では科によって女子の就職先がなく進路決定が大変だったり,進学校では就職に有利な資格を取ることができず,資格を取得できる学校に比べて不利だったりと各高校が抱えている課題も話されていました。このようなことをしっかり調べたり,聞いたりして選択していく必要があります。
④ 入学試験や学科の再編成があること
公立高校については以前もお知らせしたように男鹿工業高等学校の定員減,秋田南高等学校の学級減がありますが,私立の高校でも科の再編や特待生など入試システムの変更が見られます。この後公立高校・明桜高校などの説明会などもありまだ変更点があるかもしれません。
これから自分の一生に関わるかもしれない選択をしていくことになります。アンテナを高くして,正確な情報からしっかりとした判断をしていく必要があります。ご家庭でも面談や進路希望調査の時だけではなく,日常的に将来の夢について語り合うことができればいいな…と思います。